ディフェンセラは効果なし?元化粧品研究者が徹底リサーチ!

おさる
元・化粧品研究者のおさるです。

某OEMメーカーにて、化粧品や肌について8年研究していました。

 

こちらの記事では、オルビスのディフェンセラの効果や実験データの信頼性を深掘りしてます。  

  • ディフェンセラってぶっちゃけ効果あるの?
  • 水分蒸散のデータってどういう意味?信頼性はあるの?  

 

このあたりについて、ズバリ切り込んで参ります。

 

私も3ヶ月使ったのですが、普段のスキンケアにプラスアルファで取り入れ、継続的に使うと徐々に良い肌に育てられると思いました。

【オルビスディフェンセラ】アトピー肌の私が3ヶ月飲み続けた結果

2019.02.02

 



ディフェンセラの効果はどんなもの?

ディフェンセラは、肌の水分が蒸発するのを防ぐ効果が期待されています。

 

普通の肌の人は、バリア機能があり、肌の水分が逃げにくくなってますが、何らかの原因でバリア機能が衰えている人は、水分が逃げやすくなっています。

 

化粧品でバリア機能を補えばいいんですが、ディフェンセラは食品摂取として、体の内側からサポートするイメージですね。

 

実験データも多数あり、12週間で改善効果を感じることができるようです。

 

ディフェンセラってぶっちゃけ効果あるの?

ディフェンセラの実際の潤い効果については、私が3ヶ月試した体験をまとめていますので、よければご覧ください。

 

おさる
医薬品のように劇的な改善ではないですが、じんわりいい感じになるという、悪くない結果でした。

普段のスキンケアにプラスアルファで取り入れるのはアリな商品。

美容パックなどでも一時的に綺麗な肌になりますが、ディフェンセラは根本的に肌の内面からうるおい保持機能を整えてくれると感じました。

 

また、他の人の口コミも調べてまとめたのですが、おおむね、良好なコメントが多かったです。

アマゾンとか@コスメの口コミはいまいち信頼できないので、ツイッターの口コミで、なおかつ、URLが貼ってない素人の方のツイートだけ集めてます。

 

なお、ディフェンセラを試してみたい方は、公式通販ページからなら、初回限定で2週間体験セットが1,296円で試せます。

 

ディフェンセラの効果について裏データを入手

ディフェンセラを購入してしばらくすると、オルビスから研究報告というリーフレットが送られてきます。

こちらに記載されているのは、3ヶ月飲み続けた方がどのような肌状態になったかが紹介されていました。

 

例えば、かかとのひびわれがうるおっていたり、顔のうるおいがアップしたり、などなど、数々記載されていました。

国にもトクホの承認を受けており、うるおいキープメカニズムは実証されているので、かなり期待できる商品だと考えます。

 

ディフェンセラの効果の信頼性を深掘りする

ディフェンセラで公表されているデータは、ほっぺたの水分蒸散量のデータです。

 

以下のように記載されており、緑色の文字で補足説明しています。

ディフェンセラを飲み続けることで、ほっぺから水分が蒸発する量が、どう変化するかを見ています。

水分の蒸発量が少ない(表の縦軸の数字が小さい)ほうが、水分が逃げにくく、良い数値を示します。

 

この試験は、試験前の値と比較して、試験後にどれくらい変化したかを見ています。

 

式でいうと、

 

水分蒸散量の変化量(縦軸の数字)=試験後の数字試験前の数字

 

試験前のほっぺの水分蒸散量が「3」という数字であり、3ヶ月後に「1」になれば、

 

1 − 3 = ー2

 

「ー2」になり、試験開始前よりも「2」だけ水分が蒸発しなくなったということを示すので、良い結果です。

 

実際の結果をみてみると、ディフェンセラを飲んだ人たち(●)の3ヶ月の結果は、だいたい「−4」なので、「4」だけ水分が蒸発しなくなるという良い結果になっています!

 

両方のほっぺたの面積が0.02m2くらいと仮定すると、1日に2gくらいの水が蒸発するのを防げるのです。

 

ちなみに2gの水ってこれくらいです。

少なく見えるかもしれませんが、皮膚(表皮)は0.2mmくらいなので、その中からこれだけの水が蒸発するのを防げれば、かなりうるおいを感じられるのではと思います。

 

実験ってどうやってるの?

ディフェンセラの実験データについて調査しました。

まず、実験データの詳細は、以下の文献「薬理と治療」に載ってます。

 

 

以下は、概要をまとめているものですが、ちょっと難しいので飛ばしてもOKです。

 

実験データの詳細を見てみる
実験データの概要

背景

食物のグルコシルセラミドは、顔と腕の皮膚バリア機能を改善すると報告されているが、全身に対する効果を調べた研究はほとんどない。

本報告では、グルコシルセラミドを含む米ぬか抽出物が、全身の経表皮水分喪失(TEWL)を改善できるかどうかを研究するために、乾燥を自覚している健常人ボランティアにおいて、プラセボ対照二重盲検比較試験を行った。

 

方法

123名の健康なボランティアは、12週間、1.8mgのグルコシルセラミドを含む米ぬか抽出物が含まれる(または含まれない)粉末を、1日に1.5g 服用した。 次の4週間は服用しなかった。

TEWLを、Tewameterを使用して、背中上部、首、肘、足の甲および頬で評価した。

 

結果

米ぬか抽出物摂取群のTEWLは、対照群と比較して、以下のようになった。

(減少というのは、肌から抜ける水分量が減ったという意味なので、「改善」を示します。)

 

  • 背中上部・・・4、8、12週で有意に減少
  • 肘・・・4、8、12週で有意に減少
  • ほっぺ・・・4、8、12週で有意に減少
  • 首・・・4、12週で有意に減少
  • 足・・・8週で有意に減少

 

  結論

グルコシルセラミドを含有する米ぬか抽出物が、全身の皮膚状態を改善することを実証された。

 

 

  結論:

グルコシルセラミドを含有する米ぬか抽出物は、背中、肘、ほっぺ、首、足の皮膚状態を有意に改善する。

 

有意にというのは、この結果が誤差である可能性がほとんどないということを示します。

 

もう1度詳しいデータを見ますと、

 

●のところに、「*」がついており、下の方に注意書きで、*P<0.05とかって書かれています。

 

p<0.05というのは、このデータが誤差である確率は5%未満、つまり95%は信頼できる値ということを示しています。

100回同じ実験をやっても95回以上同じ結果になります、ということで、かなり信頼できるデータですね。

 

つぎに、実験方法の「プラセボ対照二重盲検比較試験」について、解説します。

ポイントは、以下のワードです。

  • プラセボ
  • 二重盲検

 

プラセボってなに?

ディフェンセラの実験は、プラセボを使って実験しているため、信頼性が高いです。

 

プラセボというのは、偽の薬という意味で、プラセボ対象というのは、偽の薬を比較対象に使うという意味です。

 

偽ってどういうこと?この実験は嘘なの?!と思いますよね。

 

まず、この試験では123人の人が、2つのグループに分かれて試験しています。

  1. グルコシルセラミドを含むサプリを飲むグループ
  2. グルコシルセラミドを含まないサプリを飲むグループ

 

この2番目の人たちが飲んでいるサプリがプラセボ(偽薬)です。

そして、プラセボ対象試験で良い結果が出るということは、実験の信頼性がかなり高い結果といえます。

 

というのも、実は、プラセボを使わない実験方法もあるのですが、その場合は、以下の2つのグループで実験します。

  1. グルコシルセラミドを含むサプリを飲む人たち
  2. 何も飲まない人たち

 

つまり、比較対象の人たちはサプリを一切飲みませんので、1番の人たちは、特別なサプリを飲んでいることを自覚してしまいます。

 

そうするとどうなるか?  

 

実は、人間は、偽の薬を飲んだとしても、肌にいいものを飲んでいるという思い込みによって肌が改善する場合があります。

 

すると1番の人たちの肌改善効果は、グルコシルセラミドの効果なのか、思い込みによる効果なのか、はっきりしない結果になってしまうのです。  

 

正直、見栄えの良いデータを見せたいときは、プラセボを使わない実験をすることもあります。

 

しかし、本当に突き詰めて効果があるかを検証する場合は、プラセボ対象試験をします。

 

オルビスの実験はプラセボ対象なので、本当に信頼性のあるデータだといえます。

 

二重盲検ってなに?

さらにもう1つ。

ディフェンセラは、二重盲検で試験しているので、さらに信頼性が高いデータになります。

 

まず、この実験では、下記のようなtevameterという機械を使って測定しています。

これを使いこなすのは難しいんです。

力の入れ方などで数値がブレたりしますので。

 

そのため、データを取る人は、サプリを飲む本人ではなく、手慣れた研究者になります。  

 

しかしです。

 

データを取る人が、この人は本物のサプリを飲んだ人だ、この人は偽物のサプリを飲んだ人だ、とわかってしまうと、力の込め方などで、つい良いデータを作ってしまいがちです。  

 

なのでデータを取る人も、誰がどのサプリを飲んだか知らない状態にすることが必要。

 

これが盲検という方法です。  

 

つまり、二重盲検というのは、サプリを飲む人たちも、データを取る研究者も、誰が何を飲んだか知らないという方法なのです。  

 

この方法によって得られた信頼性の高いデータがあったからこそ、国が認めてトクホになったのだと思います。  

 

なお、ディフェンセラを試してみたい方は、公式通販ページから、初回限定で2週間体験セットが1,296円で試せますので、気になれば試してみてください。